先日、紅白の出場歌手が発表されましたね。
皆さんの好きなアーティストは出場されますか?
私は毎年紅白はあまり興味がなかったのですが、今回は違います。
なんと今年は『エレファントカシマシ』が初出場するというではありませんか!
実はここ1ヶ月ほど前からエレカシに夢中で、毎日のように曲を聴いています。そこで紅白出場ですから、私にとってはすごくタイムリー。
というか意外にも初出場なんですね。ファン歴の浅い私は、てっきり何度も出ているものだと思っていました。記念すべき初出場を見られるのはすごく嬉しい。
目次
エレカシ紅白出場おめでとう!
紅白の出場者発表会見での宮本さんのコメントはこちら。
ボーカル宮本浩次は初出場について「夢でしたから」と感慨深げな表情を見せた。
さらに「紅白は日本の音楽の最高峰。精いっぱい歌って、歌合戦ですから、勝ちに貢献できればと心から思っています」と意気込んだ。
(引用:エレカシ宮本浩次「勝ちに貢献できれば」紅白初出場 - 音楽 : 日刊スポーツ)
「白組の勝ちに貢献できれば」と、紅白への真剣さが伝わってきます。そういえば紅白が勝ち負けの勝負だってことを忘れていました…
紅白初出場は「おととい聞きました。すごくびっくりしました」と目を見開き、立ったり座ったりしながら支離滅裂なコメントで壇上のメンバーや他の初出場者、報道陣、NHKのスタッフも大爆笑
(引用:【紅白】エレカシ初出場 宮本独壇場で爆笑連発 | ORICON NEWS)
会見ではいつもの宮本さん全開。隣に座っている三浦大地さんが優しく見守っていてほっこり。
今年でデビュー30周年を迎えたエレファントカシマシ
「30周年イヤーで47都道府県ツアーを初めてやりまして、地方でソールドアウトしたことはあんまりなかったんですけど、30周年の節目の年にベスト盤を…(レコード会社との)契約が切れたことも2回くらいあるんですけど、4社くらいのレコード会社があって、いろいろ一緒くたにしたら、ソールドアウトばっかりして。30周年の便乗商法って言うと言葉が悪いんですけど、そんなこと言わなきゃいいんですけど…」
(引用:【紅白】エレカシ初出場 宮本独壇場で爆笑連発 | ORICON NEWS)
今年でエレカシデビュー30周年。
30周年ということで、メディアへの露出も例年より多かったのではないでしょうか。
それも影響して、私のように新たにファンになった方も多いのではないか…と勝手に推測しています。
私もエレカシに興味を持ったのは、『スッキリ!』や『ワイドナショー』に出演されているのを見たのがきっかけです。
若い世代にもファン層を広げる
4月からバンド初の47都道府県を回るツアーを開始した。根強い人気の一方で、「ロック・イン・ジャパン」「サマーソニック」などの大型音楽フェスに次々と出演。10~20代の若い世代にもファン層を広げた。
(引用:エレカシ宮本浩次「勝ちに貢献できれば」紅白初出場 - 日刊スポーツ芸能速報 - 朝日新聞デジタル&M)
私たちの年代(20代)は、どちらかというとエレカシについてよく知らない人も多い印象です。
自分自身も『エレファントカシマシ』という名前は知っていましたが、メンバーの顔はわからない、どんな曲を歌っているのか知らないという状態でした…。CM曲となった『俺たちの明日』は唯一知っていましたが。
そんな私ですが、番組で個性爆発させている宮本さん、そして力強く全力で演奏するエレカシを見てからというものすっかり夢中に!なんで今まで知らなかったんだろうと後悔。
RESTART やっぱり本気な方がいい いずれ滅びる命なら
(新曲『RESTART』の歌詞)
デビュー30周年を迎えてもなお上を目指し続けるエレカシ。
ロックバンド・エレファントカシマシが辿ってきた歴史、その生き様を含めて彼らの魅力です。今後もファンが増え続けることだろうと思います。
エレファントカシマシってどんなバンド?
1981年結成のロック・バンド。メンバーは宮本浩次(vo,g)、石森敏行(g)、高緑成治(b)、冨永義之(ds)。88年にデビューを果たすと、宮本のカリスマ性と感情が爆発する楽曲で注目を浴びる。
90年代後半には「悲しみの果て」「今宵の月のように」などがヒット。宮本のユニークなキャラクターも話題に。不動のメンバーで長きにわたり活動し、他アーティストからも絶大なリスペクトを受ける。
(引用:https://rockinon.com/artist/2218)
エレファントカシマシは中学生の頃に結成してから、メンバーが一切変わっていません。
中学の同級生と何十年もバンドを続けられるなんて、凄いことですよね。メンバーの絆の深さが伺えます。
『今宵の月のように』が最大のヒット曲。ウコンのCMでお馴染み『俺たちの明日』も知っている方が多いと思います。
ファン歴1ヶ月の私が思う、エレカシの魅力
つい最近知った私が偉そうに語るのはおこがましいというか、それこそ何十年とファンを続けている方も多く、「お前に何がわかるんだ」と感じられるかもしれません…
ただ一人の新規ファンの意見として、エレカシの魅力を少しでも伝えられたら嬉しいです。
なんといっても曲が良い
「曲がいい」って…上手いこと伝える文章力がなくてそのまんまなんですけど、とにかく曲が良いんですよ。
真っ直ぐ心に響く歌詞、圧倒的な歌唱力、そして何度も聴きたくなるメロディ。
辛い時、悲しい時、迷っている時に、そっと寄り添ってエールを送ってくれる。切なくも力強い曲に励まされます。
今宵の月のように/エレファントカシマシ
エレファントカシマシ「悲しみの果て」Live ver.
キャッチーで前向きな曲から、ハチャメチャなハードロックまで幅広い楽曲。
最近の曲やヒット曲を聴いた後に、初期の尖った曲を聴いて驚き、益々惹かれました。
エレファントカシマシ「ガストロンジャー」(Live Ver.)
人としてのうま味がエグイ、宮本浩次
「人としてのうま味がエグイ」は松本人志さんの言葉なんですが、本当にその通り!ボーカルの宮本浩次はめちゃくちゃ個性的で、人を引き付ける魅力を持っています。もうこれ天性のものでしょうね。
独特の話し方
トーク番組に出ている宮本さんは面白い。
特に私が知るきっかけとなったワイドナショー宮本出演回はすごく面白かった!その存在感にインパクトを受けました。
大きな身振り手振りで一生懸命喋るんですけど、話が全く違うところへ飛躍したりで、スタジオに笑い起こります。
天然っぽいけれど思慮深く、周りへの気配り常に忘れない人柄。それゆえ、しっちゃかめっちゃかになりがちな宮本さんのトークにも、周りがフォローに入って和やかなムードになります。
髪をかき上げる癖、確立されたファッション、ありえない若さ
服装は白か黒のシャツに、黒いパンツが定番。プライベートでも白黒を好んで着るとのこと。
髪をグシャグシャにかき上げる仕草は高校生の頃からの癖。
最近『RESTART』のMVにて、トレードマークである長髪を切られて話題になりました。個人的には長髪が好きなので、また髪を伸ばしてくれることをこっそり願っているのですが…!
それにしても51歳には見えない。初めて年齢を知ったときは「えっ50代!?!?」と衝撃を受けました。
見た目もそうですが、その勢いと激しいライブパフォーマンス、歌に対する熱い思いは年齢を感じさせません。
現在もなお魅力的な宮本さんですが、若かりし頃の宮本浩次は超絶イケメン。やばい。
エレファントカシマシ「ファイティングマン」 THE ELEPHANT KASHIMASHI deluxe edition ver.
博学で文学好きというギャップ
みんなが温かく見守りたくなるような天然っぷり、それなのに歌えばめちゃくちゃ熱いロッカー。そしてさらに、「博学で文学好き」という一面もある。
好きな作家は、森鴎外・永井荷風・太宰治・夏目漱石・滝沢馬琴など。一時は家に5000冊本があったそうです。
また『かく語りき』という昔の連載動画を見て驚いたのが、宮本さんすごく博学なんですよ!古地図・江戸文化・浮世絵・建築・急須・骨董品など、自分の好きなことに関してはとにかく知識豊富。こういったギャップも魅力の一つです。
最後に
エレファントカシマシは知れば知るほど好きになる、本当に本当に魅力的なバンドです!
紅白初出場を機に、また年代問わず幅広い層のファンが増えるんじゃないでしょうか。
私もファンになったばかりで、まだエレカシの全部の曲をちゃんと聴き切れていないし、知らないことも多いけれど、少しでもエレカシの魅力が伝われば嬉しく思います!