今年の夏、うちの犬にノミが寄生しました。
ノミは犬だけでなく、人間も容赦なく刺してきます。
毎晩数か所さされ、足は虫さされの跡だらけ。一日中(寝ている時も)痒みと戦い、半ノイローゼ状態になりました。
犬にノミが繁殖すると、心安らぐ場所であるはずのお家の中が地獄と化します…
このままでは犬にとっても自分にとっても精神的にヤバイということで、徹底駆逐すべくネットで調べまくって色々試し、なんとか駆除に成功!
ということで、私がノミ駆除した方法と効果のあったアイテムを紹介したいと思います。現在ノミと闘っている方の助けになれば嬉しいです。
目次
まずはフロントラインを投与しよう
なにより最初に『フロントライン プラス』を投与します。
ノミ・マダニなどを駆除してくれるお薬。これが一番確実。
動物病院でもらえます。一応ネットでも買えますが、初めてのー人は病院でもらった方が安心。
1回の投与で1ヶ月くらい効果が続きます。
フロントラインは、すでに犬についてしまったノミを殺虫する
フロントラインは、「すでに犬についてしまったノミ」「ノミの卵」を殺虫してくれる。
ただ虫よけスプレー的な忌避効果はないので、投与しても家の中のノミを駆逐しない限り再び犬につきます。
仕組みは大体こんなかんじです↓
液状になっていて、犬の皮膚にたらす
↓
皮膚から血液中に浸透し、成分が全身にわたる
↓
皮脂腺に薬の成分がたくわえられる
↓
ノミが吸血した際に血と一緒に吸い上げることで駆虫(この間24~48時間)
ちなみに『フロントライン』と『フロントラインプラス』の2種類があります。
- フロントライン=成虫だけ
- フロントラインプラス=成虫と卵
『フロントラインプラス』は『フロントライン』の上位互換というかんじなので、『フロントライン プラス』がおすすめ。ちょっとお高くなりますが、そんなこと言っている場合じゃありませんでした。
ノミとりコームで死がいを除去しよう
フロントラインで寄生したノミが死んだら、死がいを目の細いコームで除去します。死がいはアレルギーの原因。
私はドギーマンの『ノミとりキャッチャー』を買いました。
が、これネコ用なので、毛の長い犬にはやっぱり向かないみたいです…。一か八かで買ったのですが、毛がひっかかって使いづらい!
ノミを溜めるプラスチック容器部分から、コームだけ取り外したらなんとか使えました。これから購入する人は、最初からコームだけになっているものを買った方がいいですね…
家中の布類をすべて洗濯!
犬についているノミをなくしつつ、家中に住み着いたノミも駆除していく。
ノミは布類についているので、とにかく家中の布製品を洗濯!
布団やイヌ用毛布はもちろんのこと、私はカーテンから家具にかけていたインテリア用の布まで徹底的に洗いました…
洗えないものは防ダニスプレーで駆除!
ベッドのマットレスや、ソファなんかは洗えませんよね。
そこは防ダニスプレー。
キンチョウの『ダニがいなくなるスプレー』は、ノミにも効能があります。つくのを防ぐだけでなく、駆除効果もあり。臭いもそこまできつくなかった。
ぞうきんがけに掃除機…徹底的に部屋を掃除しよう
大晦日ばりにピッカピカに掃除をします。
どこにノミが潜んでいるのかわかりません。普段動かさない家具の裏から、壁際にたまったホコリまで。とりあえず掃除機は必須!
掃除機をかけおわったら、溜まったゴミは密封してすぐに処分。掃除機の中で生き続けて孵化することも考えられます…。
毎日ここまで掃除するのは難しいと思いますが、しばらくは掃除の頻度をあげて念入りにするよう心がけましょう。
電子ノミとりホイホイでダメ押し!
電子ノミとりホイホイで、掃除機で取り逃がしたノミも駆除していく。
電池式になっていて、青い光でノミを誘導します。レビューで絶賛されていたのですが、うちではそこまで劇的な効果はなかったですね。掃除など全て済ませてから使ったからでしょうか。
けれど何匹か粘着シートにくっついていたので、それなりに役に立ってくれました。
こうしてノミを駆逐します。
私はここまでしたら1週間くらいでノミに刺されることがなくなりました!
ひっきりなしにガシガシと体を掻いていたワンコも落ち着いたようで一安心。
他にも『ノミ除けスプレー』『ノミとりシャンプー』『ノミ除け首輪』『ノミ退治の粉』などなど。
色んな製品がありますが、とりあえず上で紹介したものを使えば収まるのではないかと思います。
最後に
初めてのノミ寄生で、この時は精神的にも身体的にも参りました…
そのうち収まるだろうと放っておいても悪化するだけです。犬も飼い主も辛いと思うので、早めに対策をとることをおすすめします。
以上、犬についたノミで悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。