「阿川佐和子のガハハのハ」にて、エレカシ宮本との対談を読みました
阿川さんと色んなゲストとの対談を収めた本です
2003年に発行された本で、対談時は宮本が30代半ばくらい(?)でしょうか
宮本さんの対談は10ページほどしかないのですが、佐和子さんとのやり取りよかったです
ということで、印象に残った点など書きたいと思います!
GLAYを見て具合が悪くなった宮本
「今宵の月のように」がヒットした頃、当時大人気だったGLAYを見て圧倒されたそう
才能あるアーティスト同士でもそういうことがあるんだなぁと思いました…
「心のどこかで音楽をなめていて、こうすれば売れるんでしょというのがあった」といったことが書かれています
バンドが売れるためにラブソングを作ろうとするが、宮本はラブソングを歌いたいわけじゃない
一方、GLAYはラブソングをやりたくて歌ってる。自分の好きな音楽を思いっきりやって、それが皆に認められている
そこに嫉妬や焦りがあったのでしょうか
またミスチルへのコンプレックスも語られています
ピシっと王道で売れていくミスチルのようになりたかったと
東京の街を延々と歩きながら、ミスチルを聴きまくっていたそうです
NHKでかけられなかった「ガストロンジャー」
そしてこの対談時に発売されたアルバム曲に「ガストロンジャー」があります
そこには宮本の「正直さ」があるといったことが書かれていました(たしか…内容うろ覚え…)
「ガストロンジャー」は政治を批判するようなことがあるためNHKでかけられなかったそうですね
「あげくがお前人の良さそうな変な奴がのせられて偉くなっちゃって、」という歌詞に、攻撃的な曲だと感じますが、この対談によるとどうやら違うんだとか
特に興奮しているわけでもなく、攻撃しているわけでもなく、日常会話的なノリで書いたとのこと
他にも宮本の子供時代の話とか
他にも子供時代の話や、エレカシ結成時の話などが語られています
エレカシについて知らないことも多かったので、へぇ~!っといった感じで楽しめました!
あと阿川さんの「立っている姿は美少年なのに、喋りだすと老哲学者のよう」と宮本を表す言葉が印象に残ってます
当時30代すぎで美少年感出せるってすごくないですか…